有機農産物・特別栽培農産物について
有機農産物について
①有機JASってなに?
-
「オーガニック」と名乗るための国の認証マーク
-
農林水産省が定めた「日本のオーガニック基準」
-
このマークがないと「有機」「オーガニック」と表示できません!

②なぜ必要なの?
-
消費者が安心して本物を選べるように
-
誰でも「有機」と言えてしまうと混乱するため
-
国が基準を作り、信頼できるマークで保証しています
③どんな基準があるの?
-
化学合成の農薬・肥料を使わない(3年以上)
-
遺伝子組換えを使わない
-
自然の力を生かした栽培(土・生態系を守る)
-
記録をしっかり残して管理
④どんな人が作ってるの?
-
手間ひまをかけて土づくりを行う生産者
-
自然と調和した農業を目指す人たち
-
「安全でおいしい野菜を届けたい」という想いが込められています
年々有機農産物の栽培面積と出荷された数量は拡大傾向にあります!!
15年間で+約2.6倍(+156%増)
(2009年8,506ha → 2024年21,815ha)

20年間で+約2.1倍(+114%増)
(2002年43,759t → 2023年93,640t )

※ 農林水産省データ 参照。
特別栽培農産物について
①特別栽培農産物とは
-
農林水産省が定める「表示ガイドライン」に基づく表示制度
-
「節減対象農薬」と「化学肥料(窒素成分)」の使用を
通常の半分以下に抑えて生産された農産物 -
消費者に“環境にやさしい農産物”として認知される制度
②目的と背景
-
消費者が「環境配慮」「安全性重視」の商品を選びやすくするため
-
生産者が努力して行う「減農薬・減化学肥料栽培」を
公正にアピールできる仕組み -
有機JASよりもハードルが低く、現実的に取り組みやすい
③有機JASとの違い
有機JAS 特別栽培農産物
JAS法 表示ガイドライン
農薬・肥料原則不使用 使用量50%以下
認証機関登録認証機関が審査 自己申告+都道府県確認
表示マーク 有機JASマーク 特別栽培農産物表示例
④特別農産物のまとめ
-
特別栽培農産物は「環境に配慮しながら安全を可視化」する制度
-
有機JASほど厳しくないが、確かな努力の証
-
消費者と生産者をつなぐ“信頼の架け橋”として注目されている
私たちは、持続可能な未来を思い育てられた農産物を、消費者の皆さまへ届ける“架け橋”となります。